塩山自動車教習所で消防車両の運転技術向上訓練を実施しました
東山梨消防本部では、災害現場において状況に応じた有効な活動ができるよう、年間を通じて火災防ぎょ訓練や資機材取扱い訓練など、様々な警防訓練を実施し、職員一人ひとりのスキルアップを図っています。
今回は、平成27年5月3日及び5月4日の2日間、当消防本部管内にあります「塩山自動車教習所」で消防車両の運転技術向上訓練を実施しましたので紹介いたします。
この訓練では、若手職員を中心に消防車や救急車の運転技術の向上を目的として、自動車教習所の教習所コース内に消防車や救急車を乗り入れて、基本運転、緊急走行時の危険予知能力及び安全運転技術の向上、さらに、機関員と車両を誘導する誘導員が互いに連携を取りあいながら、「安全・確実・迅速」の基本動作を確認しながら、運転及び誘導訓練を実施しました。
教習所コースには、クランク、S字カーブ、鋭角、方向転換などの訓練箇所が配置されており、最初は慣れないコースに苦戦しましたが、訓練を重ねることで運転技能の向上が図られ、特に大型車両の特性(内輪差等)を運転操作により再確認することができました。
職員の運転技能を向上させ、災害現場において力を発揮できるようこれからも職員一丸となり訓練に取り組んでいきます。
◎平成27年5月3日(日)
参加人員:33名
参加車両:11台
(指揮車2台、化学車1台、ポンプ車2台、救助工作車1台
はしご車1台、救急車4台)
◎平成27年5月4日(月)
参加人員:30名
参加車両:10台
(指揮車2台、化学車1台、ポンプ車2台、救助工作車1台
はしご車1台、救急車3台)
教習所コースを走行する
ポンプ車と化学車
交差点通過訓練を行うはしご車
S字カーブ訓練を行う救助工作車
坂道発進訓練を行う化学車